認定番号 0917 | 非鉄金属製造業 |
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住所 | 〒452-0942 清須市清洲1668番地 | ||
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TEL | 052-400-7231 | FAX | 052-409-0451 |
H P | http://www.katovalvefittings.jp |
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環境負荷を軽減する減圧凍結鋳造システムの優秀性を認められ、「技術賞」(公益社団法人 日本鋳造工学会)、「永井技術賞」(公益財団法人 永井科学技術財団)、「愛知環境賞」(愛知県)、「奨励賞」(財団法人 素形材センター)等を受賞しました。
1947年創業以来、青銅鋳物の技術革新に取り組み現在は省資源、省エネルギー、環境負荷削減を実現する21世紀型の「減圧凍結システム」の開発に成功して、わが国の鋳造技術の向上に取り組んでいます。
厚生労働省の水質基準に適合する鉛フリー青銅鋳物による水道メーター、水道用減圧弁、継ぎ手類の生産とEUの鉛規制をクリアーする低鉛青銅鋳物による家電および機械部品の生産および青銅鋳物による造船、産業機械部品など市場の要求に柔軟に対応した製品を供給しています。
世界で初めて「減圧凍結鋳造システム」による青銅鋳物の薄肉・軽量化に成功しました。この画期的な鋳造技術で材料費と溶解エネルギーを20%削減し、鋳物砂、シェル殻などの産業廃棄物を90%以上削減すると同時に、悪臭、振動、騒音、粉塵の発生を大幅に抑制することができました。この結果、国内は薄肉・軽量化した大型で複雑形状の青銅鋳物を5軸加工機やマシニングセンターで機械加工する生産体制に変更しました。ロットの大きい小型の青銅鋳物は1991年に中国、大連市経済技術開発区に設立した「大連開晨閥門有限公司」で設備の自動化と省力化を進めてJISマーク表示承認工場として鋳造、加工、組立までを行っております。
青銅鋳物業界は住宅密集地で操業を行っている中小企業が多数存在している。鋳物の製造過程では騒音、振動、粉塵、悪臭などの公害が発生するため作業環境が悪く3K産業のイメージが強く、若者の新規採用が難しく、さらに周辺民家への公害防止に多額の設備投資に迫られ経営の維持が非常に困難になっている。このような厳しい状況を打開するため2007年から経済産業省の支援を受けて、世界で初めて「減圧凍結鋳造システム」という環境配慮に優れた性能の鋳造技術の研究・開発に取り組み2013年に実用化に成功した。今後はわが国の青銅鋳物技術の向上と発展を目指して「減圧凍結鋳造システム」の普及と拡大に努力して行く。
資本金 | 6,500万円 | 従業員数 | 26名 |
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代表者職・氏名 | 代表取締役 加藤 丈人 |